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<Pagan Poetry>
ビョークの<Pagan Poetry>をよく聴いてみる。
意味はよくわからないけどわかった範囲ではこの曲は図形がイメージの中心になる。 まず主人公の前に一枚の図面が現れる。それは彼女の内面の快楽の配置図を図面にしたものだ。それから握手に手が差し出される。すると5本の指は何にも当てはまらない形を作っている。それからしばらくして主人公はI love him.-----と祈りのように苦悶のように口の中で繰り返す。コーラスもShe loves him.---と陰の声のようにそれを裏付ける。でもこれは今言わないでおこうと主人公はつぶやく。 だいたいこんな話だ。 図形が異教徒=Paganの連想をつれてくるんだ。エジプトとかペルシャとかの不思議な図形。握手の手さえ図形に見える。自分の内部の深いところにあって自分でさえ知り得ない愛と欲望。ためらい。 そういうものを図形に二重写しにしてみた曲だろう。 自分自身の不思議な遠さ。ありふれたものの計り知れないシンプルさと複雑さ。それを<Pagan Poetry>という言葉で表したんだろう。
by shib2
| 2005-05-20 16:04
| 詩やお話
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